こどものまち


☆2024年度 稲美町にぎわい創出事業補助金採択事業

こどものまち稲美2024は、無事開催終了しました!!

たくさんのご参加、ありがとうございました!!


「こどものまち」とは、1979年にドイツ・ミュンヘンで初めて行われた「ミニ・ミュンヘン」というプログラムを参考に企画されたイベントです。それはこどもが作り、運営していく「こどもだけのまち」。

 

こどものまちのお店は、事前に応募した「こども店長」達が経営します。こども店長達は、イベント当日より前に何度も行われる「こども会議」に出席し、どのようなお店があったらいいか、どのようなお店を作りたいか、お店を作るためには何が必要か、何を準備しなければいけないか、自分で考え、みんなと話し合いながら自分達のお店を作り上げていきます。

 

こどものまちのイベント当日、参加者である「まちのじゅうみん」達は、こども店長達が経営するお店で雇ってもらい、仕事をします。仕事をしたら銀行で給料をもらい、税務署に税金を納め、残ったお給料で買い物をしたり、ゲームをしたりと消費行動を行います。

こういった一連の活動を通じて、こども達は「まちづくり」を体験しながら、社会の仕組みを学んでいくのです。

 

兵庫県東播磨地区では、2008年よりNPO法人高砂キッズスペース主催での「こどものまち」が、高砂市・加古川市・播磨町で開催されていました。稲美町では、2019年より前述高砂キッズスペース協力のもと、ゆるり家が主催となって「こどものまち稲美」を開催しています。2020年にはコロナ渦の影響で開催を断念しましたが、その後2021年からは午前・午後の二部制で復活し、2023年には1日を通しての開催が復活しました。参加するこども達の数も年々増加し、稲美町内外での認知度も高まってきています。

 

2024年は更に多くのこども達に体験してもらえるよう、二日間の開催を予定しております。今年も応援をよろしくお願いいたします。ボランティアスタッフ・学生ボランティアも随時募集していますので、「こどものまちを手伝いたい!」という方はお気軽にご連絡ください。

こどものまちの仕組み


Q.こどものまちでまちのじゅうみんは何をするの?

①仕事を探して就職します

お店をまわってやりたい仕事を探します。

こども店長が働き方の説明をしてくれます。

 

②30分働いたらお給料をもらいます

お給料は銀行に行ってもらいます。

となりの税務署で税金を払います。

税務署で納めた税金は、自らお金をもうけないお仕事(行政)の給料になります。

 

③お買い物をしたり遊んだりします

お給料の残りで、お買い物やゲームを楽しみましょう。

こども店長が考えたいろいろなお店がたくさんあります。

 

④また働きます

お金が無くなったら、また働きに行きます。

前に働いたお店でも、新しいお店でもOKです。

 


Q.こども会議でこども店長は何をするの?

①自分たちのお店を作る

商品希望書の作成

お店の申請書や予算書の作成

商品づくり、価格設定

看板、メニュー、働き方マニュアルなどの作成

 

上記のような準備をして、営業シミュレーションを行います。

シミュレーションに合格したら営業許可証を貰えます。

営業許可証があれば、こどものまちで出店することができます。


②こどものまち全体のことを考える

 

・どんなまちにしたいか

・どんなお店があるといいか

・過去のこどものまちへの改善点

 

 などを考え、理想のまちにするためにみんなで話し合います。

 

こどものまちの町長も、こども店長達の中から選びます。

こども会議の中で「こども町長選挙」を行うので、立候補者は選挙演説を行い、他のこども店長達は投票を行います。



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